海外旅行保険には

  • 傷害死亡・後遺障害
  • 疾病死亡
  • 傷害治療費用
  • 疾病治療費用
  • 携行品損害
  • 賠償責任
  • 救援者費用

などがあります。
※それぞれの補償内容については『海外旅行保険の補償内容』をご覧ください。

クレジットカード会社やカードの種類によりその補償内容は様々なのですが、リスクの度合とリスクの大きさの観点から見ると重要な保険は絞られてきます。

ここでは海外旅行保険において大事なポイントをおさえておきましょう。

※こちらの記事はある程度の経験と情報を元に作成していますが、保険の性質上絶対と言う訳ではありません。あくまで参考としてお読みください。

重要な保険とそうでない保険

当然海外旅行保険の補償内容はそれぞれ大事な役割と言えば役割なのですが、本当にごく稀にしかおこらない事や万が一あっても大した痛手にならない内容などもあります。

因みに海外旅行では短期だと気にならないかも知れませんが、このリスクの大きさや頻度などを考える『リスクマップ』は生命保険などを選ぶ時重要な指標として活用されています。

ではまずはリスクの頻度と言う点から見てみましょう。

リスクの頻度

最も起こり易い事から順番書くと。

  1. 携行品損害
  2. 傷害治療費用
  3. 疾病治療費用
  4. 賠償責任
  5. 傷害死亡・後遺障害
  6. 疾病死亡
  7. 救援者費用

となります。

一応説明すると、携帯品紛失などは海外旅行でかなり多いトラブルのスリや置き引きなどによっておこるからです。実際保険会社に請求される補償としては傷害治療とあわせトップの方にいるそうです。

病気の場合急性でもない限り短期の病気発症リスクはあまり無いと思いますし、慣れない海外でお腹を壊したり風邪をひく程度はあったとしても病院のお世話になるような重大な病気にはそうそうならないでしょう。

賠償責任は他人を怪我させるという点では少ないかもしれませんが、お店などで高価な物を壊してしまったなどの場合がありえます。

傷害死亡については事故により死亡してしまうケースも無くは無いですが、日本での生活を考えてもらえば分かると思いますが極めて確立は低いでしょう。
※スカイダイビングや海でのダイビングなどの元々リスクが高いものは保険の対象外になるので、この点は考えから省きます。

病気により死亡してしまうケースは、高齢の方ほどそのリスクは高まりますが短期の海外旅行においては極めて少ない頻度のリスクと考えても良いかと思います。

最後に救援者費用ですが、遭難は登山などをする方にはリスクは高いですが通常の観光だけでは考えづらいですし、家族が渡航しなくてはいけない事態も相当な時だけです。

リスクの大きさ

では次に起きた時にリスクが大きいものから見てきましょう。

  1. 疾病死亡
  2. 傷害死亡・後遺障害
  3. 救援者費用
  4. 疾病治療費用
  5. 傷害治療費用
  6. 賠償責任
  7. 携行品損害

頻度のリストとは順位がガラリと変わってくると思います。

まず、病気による死亡ですが当然病院での対処の費用はかかってきますし、家族も現地に行かなければなりません。
さらには亡くなった方を日本まで輸送するとなれば多大な費用がかかってくると考えてよいでしょう。(これは通常救援者費用で補償されます。)

また、事故による死亡であれば相手方の保険などから支払い(慰謝料)などが払われる可能性もありますが、病気であればほぼ全額自己負担となってしまいます。

3の救援者費用については遭難などした場合、捜査費用がかかってきますので、先ほどの死亡ケースに関わる費用と合わせてリスクとしては上位に考える必要がありそうです。この点から1~3までのリスクの大きさの順番は決まってくると思います。

そして4と5の治療費ついては『海外旅行の保険は必要なの?』の中でも説明していますが海外での医療費はもの凄く高く、世界の中でトップクラスに医療費が高いと言われているアメリカでは盲腸の手術で250万近い金額がかかると言われています。
治療の種類によってはもっと高額な費用がかかる可能性も考えなければいけません。

5の賠償責任については車の運転中人をはねてしまった等があると大きなリスクとなりますが、これはレンタカーの保険にしっかりと入っていれば防げる問題です。

携帯品損害については盗まれるものはカメラや財布、スーツケースの中身程度のものです。勿論自分の荷物が無くなったり盗まれてしまうのは悲しいですがリスクとしては一番下に考えて良いかと思います。

クレジットカードの海外旅行保険 重要な補償は!?

さて、リスクの頻度と大きさは分かりました。

この事から海外旅行保険で重要視するべき点はおこる可能性も高く、リスクが大きい『疾病治療費用』『傷害治療費用』となります。

ただ、クレジットカードの海外旅行保険の場合殆どが『最大1億円補償』などと書かれていて、これは被保険者の『死亡』の補償で重要度が高い治療費用は平均で100万円程度となっています。
カードによっては死亡補償のみで治療費用は補償されないケースもあり、クレジットカードについている海外旅行保険についてはしっかりと『治療費用』を補償してくるカードを選ぶ事が大切です。